- 応答メッセージ2種類の違い
- 応答メッセージのキーワード設定と活用方法
- 応答メッセージが反応しない時の解決策
応答メッセージとは
ユーザーからメッセージを受信した際、事前に設定しておいたキーワードに対してメッセージやクーポンなどを自動で送信できる便利な機能です。
また、営業時間外に問い合わせがあった場合に自動で営業時間外テンプレを送信することもできます。
応答メッセージにには大きく分けて2種類あり「一律応答」と「キーワード応答」があります。
一律応答とキーワード応答の違い
一律応答=ユーザーからのメッセージ全てに反応して返信するタイプです。
キーワード反応=あらかじめ設定したキーワードに完全一致した際に反応して返信するタイプです。
それぞれの活用事例を見ていきましょう!
一律応答
キーワード応答
一律応答の活用事例
営業中以外(PM19:00~AM08:59)の間にユーザーからメッセージが送られてきた場合に、営業時間外テンプレを自動で送信するなどで活用できます。
キーワード対応の活用事例
「今日のオススメ」のみに反応するように設定した活用方法です。
その他にも「リッチメニューをタップ→テキスト送信→アクション」といった活用が可能です。
ここからは実際の画面を見ながら応答メッセージを作成する手順を解説していきます!
ログインから応答メッセージ設定画面まで
公式LINEアカウントにログインする
まずは公式LINEにログインしてください(ログイン画面はこちらから)
ログインすると「アカウントリスト」画面が開くので、応答メッセージを設定するアカウントを選択してください。
応答メッセージ設定画面を開く
アカウントを選択すると下記画面(ホーム画面)が開くので、画面左の「応答メッセージ」を選択してください。
応答メッセージ設定の前に【重要】
チャットができる状態にする
初期状態ではチャット機能がオフの状態なので、ユーザーとやり取りができるようONにすることをオススメします(自動応答を設定するには必須ではありません)
初期状態では、自動でディフォルトの応答メッセージが送信されるように設定されてます。
まずは、チャットができる状態+自動応答が適切に反応する状態に変更します。
「応答メッセージ」を選択すると下記画面が開くので①もしくは②の変更を選択してください。
選択すると下記(応答設定画面)が開きます。
①チャットとは:ユーザーとチャットのやり取りができるか否かです(OFFのままでもOKですがユーザーとのやり取りができないので不便かと)必要に応じて
②応答方法(時間内)とは:応答時間内に応答メッセージを使用するか否かです(下記で補足します)必要に応じて
反応方法の手動チャットと応答メッセージとは?
リッチメニューなど組み合わせて、テキストに対して自動でアクションする仕組みを構築する場合=「手動チャット+応答メッセージ」にチェック
テキストに対して自動でアクションする仕組みは利用せず、営業時間外のみテンプレートを自動で送信する場合=「手動チャット」にチェック
応答時間内と応答時間外とは?
先程と同ページ内「応答時間の設定画面を開く」から開くことができる画面です。
初期設定では24時間365日応答時間内に設定されています。
チャットをOFFにしたい場合
チャットをOFFにのままにしたい場合は下記のように「応答メッセージ」の項目が出現します。
応答メッセージが反応しないときは?
応答メッセージが反応しないときは「チャット・応答方法・応答時間」ここの設定が原因であることが多いです。設定後に「上手くいかない」といった場合は一度こちらを確認してください。
応答メッセージ設定手順
前述した設定が終わりましたら、ブラウザ「戻る」にて下記画面へと戻り「作成」を選択してください。
作成を選択すると下記画面が開くので順番に設定してください。
①タイトルとは:応答メッセージの管理名です(ユーザーには表示されないので、管理しやすい名前を付けてください)※必須
②応答タイプとは:前述した「一律応答」もしくは「キーワード応答」を選択してください(キーワード応答の場合は入力ボックスに入力後、追加を選択してください)必須
③オプション設定とは:特定の期間または時間に返信する場合には設定してください(営業時間外テンプレの場合は設定してください)必要に応じて
④:左から「テキスト・写真・リッチメッセージ・カードタイプメッセージ・動画・クーポン・リッチビデオメッセージ・スタンプ・ボイスメッセージ・リサーチ」を切り替えることができます。必須
⑤:テキストの場合のみ使用可能で「絵文字=テキスト中に絵文字を挿入」「友だちの表示名=ユーザーの名前が自動で挿入」「アカウント名=自分のアカウント名を自動で入力」必要に応じて
④で写真やカードタイプメッセージに切り替えることで、テキストではなく目的に応じた自動化が可能です。また「追加」ボタンからパック(セットでの送信も可能になります)
半角スペースなどが入っていても反応しないので、リッチメニューなどで活用するときはコピペすることをオススメします。「応答メッセージが反応しない」場合には要チェックです。
最後に「利用開始」を選択すると設定完了です!
指定時間に営業時間外テンプレを自動送信する方法
毎日同じ時間もしくは決まった期間の場合
今回の例では「毎日同じ時間」で、下記のような形で設定しました。
決まった期間(GWや年末年始の大型連休など)の場合は、スケジュール設定→上側にチェックを入れて期間を設定してください。
こちらの設定では、土日祝も同じ時間のみしか反応しません。
土日祝を設定する場合は、時間を変えた(土日祝用の)新たな応答メッセージを作成し、手動でON・OFFを切り替えるか、こちらのテンプレ自体の時間を手動で切り替えるかの二択です。
応答時間を設定してする場合は、応答方法を「手動チャット」のみに設定しておく必要があるので、リッチメニューなどで応答メッセージを活用している場合は同じく反応しなくなります。
リッチメニューなどのテキストと組み合わせて活用する場合
自動応答側の設定
キーワード応答に「今日のオススメ」を追加します。
ここのメッセージ内容を日々更新するだけで今日のオススメを自動化できます。
リッチメニュー側の設定
アクションタイプ「テキスト」を選択し「今日のオススメ」を追加します。
こちらの活用方法はリッチメニューのみでなくリッチメッセージやカードタイプメッセージでも活用できます(設定手順は全く同じです)
応答メッセージが反応しないときに確認するポイント
応答メッセージがONになっているかの確認
チャットがOFFの場合は「設定」→「応答設定」→「応答メッセージ」がON(緑の状態)になっていることを確認してください。
応答方法の手動チャット+応答メッセージにチェックが入っているかの確認
応答時間内にも関わらず「手動チャット」のみの場合、応答時間内には反応しないので応答時間を変更するか、「手動チャット+応答メッセージ」にチェックを入れてください。
キーワード応答側とリッチメニューに入力したテキストが一致しているかの確認
入力は手入力ではなく、コピーしてからペーストしてください。
リッチメニューに関わらず、リッチメッセージ・カードタイプメッセージでも同じです。
まとめ
応答メッセージはユーザーが発言したテキストに対して、無条件または設定しておいたキーワードに対して自動で応答してくれる公式LINEの中でも大変便利な機能の一つです。
応答メッセージには一律応答とキーワード応答があり、併用は可能ですがキーワード応答が優先
全てを自動化することは難しいですが、上手く活用することによってユーザーへの返信・訴求の自動化が可能となります。
最初はどうして良いのか分からなかったり、難しい部分があるかもしれませんが、当サイトの記事を見て「役に立った!」と思って頂ければ幸いです。